一般社団法人 浜松市医師会

11月の健康トピック

11月のテーマ働き過ぎではありませんか?

11月23日は勤労感謝の日。過労死等防止対策推進法では、国民の間に広く過労死等を防止することの重要性について自覚を促し、これに対する関心と理解を深めるため、毎年11月を「過労死等防止啓発月間」と定めています。私たち一人ひとりが自身にも関わることとして過労死とその防止に対する理解を深めて「過労死ゼロ」の社会を実現しましょう。

過重労働と健康障害

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労働時間の現状をみると、週の労働時間が60時間以上の労働者の割合は近年低下傾向であるものの、いまだ長時間労働の実態がみられます。また、脳・心臓疾患等に係る労災支給決定件数についても依然として高い水準で推移するなど、過重労働による健康障害も多い状況にあります。

長時間にわたる過重な労働は疲労の蓄積をもたらす最も重要な要因です。具体的には、時間外・休日労働が月45 時間を超えて長くなるほど、業務と脳・心臓疾患の発症との関連性が強まります。月100時間超または2~6カ月平均で月80時間を超える人は、健康障害のリスクが高いといえます。

過重労働による健康障害を防止するために

イメージ(1)時間外・休日労働時間を削減しましょう
■ 36協定(時間外労働・休日労働に関する協定)で定める延長時間は、限度基準に適合したものとする必要があります。
■ 特別条項付き協定により月45時間を超える時間外労働が可能な場合にも、実際の時間外労働は月45時間以下とするよう努めましょう。
■ 休日労働についても削減に努めましょう。

(2)年次有給休暇の取得を促進しましょう
■ 年次有給休暇を取得しやすい職場環境づくり、計画的付与制度の活用などにより、年次有給休暇の取得促進を図りましょう。

(3)労働者の健康管理に係る措置を徹底しましょう。
■ 健康管理体制を整備するとともに、健康診断を実施しましょう。
■ 長時間にわたる時間外・休日労働を行った労働者に対する面接指導等を実施しましょう。

働き過ぎの削減にトップの決意を

イメージ(1)職場風土を改革しましょう。
(2)適正に労働時間の管理を行うためのシステムを整備しましょう。
(3)労働時間を適正に把握するための責任体制を明確化しチェック体制を整備しましょう。

出所:厚生労働省 過重労働解消キャンペーンパンフレット

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