在宅医療とは
日本では、世界の類をみない超高齢社会が進行しています。
平均寿命ものび、それにともない多くみられる病気の種類もかわってきました。
したがって、医療の役目も、「治す医療」から「治し支える医療」へと転換してきています。
長寿を謳歌するためには、病気をもっていても、こころ豊かな暮らしができることが望まれます。
高齢や障がいをもつと外出が困難になります。これからは、病院や診療所へ通院して治療をするばかりではなく、医療者の訪問(訪問診療)をうけて治療を継続することが、重要となってきます。
かかりつけの医師は、患者さんのことをよく知ってくれています。そんなかかりつけ医と上手に付き合い、最後まで住み慣れた地域で暮らせるように、医師会としても応援していきます。