健康診断
地域保健の柱は、疾病の早期発見・早期治療、地域住民の健康意識の向上の2つ。いずれも行政との密接な関係が不可欠であり、高い公平性が要求されます。
子どもの健康検査
- 3歳児健康診査
- 1歳6か月児童健康診査
- いきいき健診(生活保護受給者等に対する健診)
- 学童心臓健診
特定健康診査
特定健康診査は40歳から74歳の保健加入者を対象に、2008年から導入された新しい健診です。一般的には特定健診やメタボ健診という名称で呼ばれており、高血圧、高脂血症、心疾患、肝疾患、腎疾患、糖尿病、貧血、メタボリックシンドロームなどが診断されます。メタボリックシンドロームの診断基準により、複数のリスクを持つ受診者に対しては特定保健指導が行われます。
がん検診など
浜松市では、市民の健康を守るため種々のがん検診を実施しています。浜松市医師会はその中心的役割を担うとともに、開業医・勤務医が集まる研修会を定期的に開催し、各自の診断能力向上とノウハウの蓄積、データベースの構築に力を入れています。
- 結核・肺がん検診
- 大腸がん検診
- 胃がん検診
- 子宮頸がん検診
- 乳がん検診
- 前立腺がん検診
- 骨粗鬆症検診
- 肝炎ウイルス検診
二次読影
浜松市医師会では、がん検診に、医師会としては日本初の遠隔デジタル検診システムを導入し、検診の画像を二重にチェックしています。肺がん・胃がん・乳がんに関して、浜松市医師会員の診療所、検診センターなど、かかりつけ医で得られた検診データが医師会にネットで送られ、2人の専門医師により再度読影。精度の高い検診をスピーディーに実現しています。
肺がん検診
医師会館5階の二次読影室で胸部X線画像をチェック。肺結核・肺がんの疑い診断を行います。
胃がん検診
(X線・内視鏡)
胃X線検査に加えて内視鏡検査も可能になりました。胃がん発見率のさらなる向上を目指します。
乳がん検診
マンモグラフィ(乳房X線撮影装置)検査医療機関の紹介を経て乳がんの疑い診断を行います。